災害が起きた場合は?

災害発生時の基本行動

日本は世界でも自然災害が多い国の1つです。万が一のときに慌てないよう、事前に基本となる対応手順を確認しておきましょう。

  1. 安全確保
    何よりもまず、ご自身とゲストの身を守る行動を取りましょう。
    ゲストが取り乱している場合は、適切な行動を取れば自然災害で命を失うリスクを大きく低減することができることをゆっくりと伝え、落ち着いて行動するよう促しましょう。
  2. 情報収集
    テレビ、ラジオ、インターネット等で情報を収集し、避難の要否等を確認しましょう。
    緊急時には情報の有無が生死を分けます。災害発生時には当社でもできるかぎりガイドへの情報提供を行うよう努めますが、通信環境が不安定になる場合もありますので、必ずご自身でも情報収集を行ってください。
  3. 避難行動
    避難の必要がある場合、避難誘導の指示に従って速やかに移動しましょう。避難が完了するまでは決して気を抜かず、周囲の状況に注意を払いましょう。
  4. 各所への連絡
    状況が落ち着き次第ツアーデスクまでご連絡ください。電話は繋がりにくい場合がありますので、可能であればメールにて連絡いただきますようお願い致します。

地震・津波発生時の対応

地震・津波はツアー中に突然起きる可能性があります。万が一自身が大規模な自身が発生した場合に備え、以下のポイントを抑えておきましょう。

地震発生時の安全を確保する

地震が起きた時には、まず身を守る行動を取りましょう。屋内にいる場合には机の下にもぐる、屋外ではかばんを使うなどして頭を守りましょう。建物に倒壊のおそれがなければ、その場で待機して様子を見ます。
なお揺れが小さい場合でも、地震のない国から来ているゲストは動揺することがあります。小さな揺れであれば安全であることをゲストに伝えましょう。

津波から身を守る

ツアーが沿岸部で行われている場合、揺れが収まっても油断は禁物です。テレビやラジオ、気象庁やNHKなどのウェブサイトで情報収集を行い、津波の危険性がないか必ず確認しましょう。
弱い地震であっても長い時間ゆっくりと揺れを感じた場合は、津波の危険性があります。もし正確な情報が把握できていない場合、ゲストの安全を最優先とし、高台へ移動しましょう。

風水害(台風/大雨など)

風水害は事前に予測できるケースが多いものの、ゲリラ豪雨に遭遇する可能性もあります。
ケース別に以下のポイントを抑えましょう。

ツアー前に予報されている場合

台風、大雨などの風水害が予想されている場合、気象庁の発表を元に当社にてツアー中止の判断を行い、事前にゲスト・ガイドにご連絡します。
風水害が予想される場合には、当社からの連絡を随時確認いただくようお願い致します。

ツアー中に豪雨に見舞われた場合

ツアー中にゲリラ豪雨等に見舞われた場合には、河川の氾濫や浸水、がけ崩れや地すべりに注意しましょう。自治体の発行するハザードマップを確認すると、事前に危険区域を確認することができます。

また、大雨の中外を出歩くのは危険が伴いますので、可能であれば屋内に退避して雨が弱まるのを待ちましょう。

火山噴火

ツアーの最中に火山噴火に見舞われることはまれですが、万が一遭遇した場合は非常に危険性の高い災害です。特に、火山の多いエリアでガイド活動を行う方は下記の内容を抑えておきましょう。

事前確認
ツアーが行われるエリアに火山噴火の可能性がある場合、ツアーの前に自治体の発行するハザードマップや、緊急時の避難経路等を確認しておきましょう。
なお、各エリアの活火山の状況は気象庁のサイトから確認することができます。

気象庁:噴火警報・予報

ツアー中の対応
万が一ツアー中に火山噴火が起きた場合には、まずは噴石から身を守るため、コンクリート製の頑丈な建物などへ避難しましょう。近くに建物がない場合には荷物などで体を保護します。
また噴石や火山灰を吸い込まないよう、タオルやハンカチで口を覆います。ぜんそくなどの呼吸器疾患のある方は特に注意しましょう。
その後、気象庁・自治体の発表する情報を聞き、安全なエリアまで退避しましょう。

 

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