準備はどのように行えば良いですか?
予約情報の確認
ゲスト情報はとても重要です。ゲストの名前、人数(子供の数)などの情報を確認し、どのようなツアーを好むかイメージしましょう。食事の希望やアレルギー、その他要望がある場合はそういった事情も考慮しつつツアーを計画します。
カスタマイズ可能なツアーの場合は連絡手段を確認し、事前にゲストと打ち合わせして必要な情報を入手しましょう。
確認したゲストの情報を念頭に、以降の準備に進みましょう。
Mapの確認
ガイド確定後、ガイドアプリでMapを閲覧できるようになります。Mapには、以下のような内容が記載されています。ツアーまでに内容を読み込み、当日のイメージを掴みましょう。
- ツアー行程
ツアー全体の行程を大まかに確認することができます。各スポットの大まかな滞在時間や移動時間の目安などを把握しましょう。
- スポット詳細
ツアーで訪問する予定のスポットの関する詳細情報を閲覧できます。
- To do
そのスポットで実施していただきたいことを記載しています。必須のものと任意のものがあり、ツアーでは、原則必須To doを行いながら進行する前提で時間配分が設定されています。 - Guiding Information
To Doを実施していくに当たって参考となる情報が閲覧できます。観光施設の見どころや背景となる歴史や文化を記載していますので、案内する言語でスムーズに案内できるよう事前に確認しておきましょう。
リサーチ
案内するエリアのリサーチは、ツアーの成否分ける重要な仕事です。最低限、以下は調査するようにしましょう。
- 案内するエリアの概要
ツアーを行う予定のエリアの歴史や特産品、周辺環境など、エリアの全体像を掴みましょう。 - 訪問する施設の公式サイト
サイトに書かれている内容をガイドする言語で案内できるか確認しましょう。 - 当日の天気
当日の天気や気温によってツアー時間が大きく変わります。またツアー後半に雨が降る場合などは先に屋外のスポットに行くなど旅程を変更しましょう。 - 当日の周辺イベント・交通状況
当日イベントなどにより施設の臨時休業や混雑が予想される場合がございます。
下見
はじめて行く場所の場合、下見を行くことをお奨めします。
下見では、当日のルートや時間配分、混雑状況等を確認しましょう。合わせて、Mapに記載されている内容を実際に話して、説明の練習をするのも良いでしょう。
もし余裕があれば、ゲストが気に入りそうなスポットを見つけ、当日の状況に応じて案内できるよう準備すると良いでしょう。
待ち合わせ準備
待ち合わせの目印のため、当日の集合に備えてツアー直前のご連絡メールに添付されているMeeting boardを印刷しましょう。
Dear guestの欄に、予約情報のゲスト名を記入し、Your guide欄にガイドの名前(ニックネーム可能)を記入しましょう。
※このMeeting boardはツアー毎にQRコードが変更されております。毎回ツアー直前のご連絡メール内に添付されたものを使用してください。
トラブル対応準備
万が一の事故や災害などのトラブル発生時の対応を確認しましょう。詳しくは、「よくあるトラブルとその対策」をご確認ください。
お役立ちチェックリスト
初めてツアーを行う場合や、慣れない場所でツアーを行う場合、以下のチェックリストを参考にすると良いでしょう。
① 集合時:ゲストへの説明
□:その地域のことや、プランのテーマ、当日回るスポットについて説明しましょう
□:当日の目玉スポットや、その他の魅力的な場所について説明しましょう
□:その日何をしたいか、ゲストへ質問しましょう
□:歩く距離が長い場合は、事前にゲストに伝えましょう
□:各スポットの滞在時間は調整できること、ツアーの終了時間は決まっていることを説明しましょう
□:当日の入場料や飲食費は、ゲストが自分で支払います。1000円以上必要なスポットがあれば事前に説明しましょう
② ツアー当日のToDo
□ : 道案内をしましょう (事前準備として、下見やGoogle ストリートビューの確認を行いましょう)
□:各スポットの歴史や背景などを紹介しましょう (事前準備として、Mapやインターネット検索などで予習し、必要であれば説明内容の補助資料等を準備しましょう)
□:やってほしい体験、見てほしい展示など、各スポットでゲストにして欲しいことを説明しましょう (事前準備として、MapのTo doを確認しましょう)
□:各スポットにいる現地の方との会話を通訳しましょう
③ ツアー当日のToDo:満足度をもっと高めるために
□:各スポットの豆知識を教えましょう。ゲストは普通の観光では手に入らない情報に興味を持ちます。MapのGuiding Informationを参考にして下さい
□:スポットの説明だけでなく、雑談も適度に織り交ぜましょう。普段の日本での日常の話なども、ゲストは興味を持って聞いてくれます
□:ゲストのことを常に気遣いましょう。各スポットで興味を示しているか、体調は悪くないか、トイレに行きたいか、などの点を気にしましょう